墓石の各部位の名称

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元石材店

こんにちは。かくけいです。

どちらかというと、お墓の存在に否定的な考えを持つ私が、お墓の購入をお考えの方の参考になればと思い記事を書かせていただきます。

お墓を建てるということになった場合、石材店の担当者と打ち合わせを行うことになると思いますが、墓石の各部位の名称を知っていると話が進めやすいかもしれません。

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竿石

竿石はお墓の中で一番の中心となる部分です。

表面に彫刻される文字を表字、裏面に彫刻される文字を裏字といいます。

表字は和型であれば、主に「○○家之墓」や「先祖代々之墓」、南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経などが一般的かもしれません。

洋型であれば、「○○家」や好きな漢字一文字「和」や「愛」、近年であればお花のイラストなど多種多彩な彫刻を施すことができるところが魅力かもしれません。

裏字は主にいつだれが建てたかを彫刻します。

「令和○年○○月吉日 ○○○○建之」といったところが一般的でしょうか。

お孫さん、曾孫さんがその彫刻を見て、おじいちゃんおばあちゃんお墓を建ててくれてありがとう、守っていくねなんて思うのでしょうか。

この竿石に魂が宿るといわれています。

お墓を建てた際に僧侶に読経してもらい、竿石に魂を込めていただきます。

竿石に亡くなった方の霊名を彫刻する場合、丁寧にされる方は一旦魂を抜く「脱魂」をおこない、彫刻を施してから新たに魂を入れる「入魂」をおこないます。

これは魂を傷つけないためだそうです。

そのために墓誌を建てておくと、その手間が省けるという考え方もあります。

墓誌は霊標や浄土真宗なら法名碑と呼称することもあります。

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上蓮華、下蓮華

仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ如来像の台座などに使用されたりしています。

インドではハスの花は聖なる花とされています。

石を立方体に加工するのは道具さえあればできそうな気がしますが、硬い石を蓮華に模して加工するには大変だろうなということが想像できます。

蓮華がついていると、見た目が立派で豪華な印象になります。

上台、中台、芝台

芝台は下台とも呼ばれます。

上から順にそのまま上、中、下です。

切り出し亀腹や水垂といった加工を施すこともあります。

花立、香炉、水鉢

生花を活けるための花立。

花は、厳しい自然の中で咲き、咲いた後も美しさを保ち、風雨に耐えています。

その姿が、厳しい修行に耐え忍ぶ仏教の考え方と重なる部分があり、修行に耐え、精進することを誓う形として花を供えるとされています。

ちなみに生花を仏様に向けるのではなく、私たちの方に向けて活けるのは、浄土の世界を表すためだそうです。

香炉はお線香を焚くための設備です。

地方によって異なりますが、横に置く寝線香や縦に立てる線香立てがあります。

線香の煙や香りは、お浄土の清浄さを表しているそうです。

水鉢は先祖や故人に水を供えるための器です。

たまに湯飲みなどを持参してこの中に水を入れて供えている方がおられますがやめた方がいいと思います。

風で飛ばされて破損している様をよく見かけるからです。

飛ばされているので、それがどこのお墓のものなのかもわかりません。

他の方の迷惑になるので避けた方がいいと思われます。

ペットボトルや缶も同じような理由で避けた方がいいでしょう。

お供え物、例えばお団子やまんじゅうなど、供えてそのままにして帰られる方がおられますが、カラスなどが荒らしてしまうので、これも避けた方がいいでしょう。

また、お供え物が多い霊園は浮浪者の方々の巡回路になる可能性もあるので、みなさんが気持ちよくお墓参りできるためにも避けた方がいいと思います。

お墓の上から水をかける行為について賛否両論ありますが、私個人としては問題ないと思っています。

水で清めるという意味もありますし、きれいに掃除するという意味もあります。

お墓は故人そのものなのにその頭から水をかけるなんてけしからんなどという方もおられますが、そもそも屋外で雨ざらしにしているのですから道理が通りません。

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拝石

石碑の手前に配しています。

ここが納骨室(カロート)への入り口となることが多いと思います。

ここを開けるのは新しい遺骨を納める時ぐらいでしょうか。

普段開けることはまずないと思います。

拝む石という名称になっていますが、納骨室の蓋と考えた方がいいでしょう。

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最後に

墓石の各部位の名称は知らなくても全く問題はありません。

ただ知っていると石材店との打ち合わせなどの時にスムーズかもしれません。

それでは、また。

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