こんにちは。かくけいです。
お風呂の「追いだき」をおこなったお風呂に入ろうとすると、においが気になるようになってきました。
よく見るとなんだかお湯の色も黄色がかったように見えます。
新しくお湯を張るときはなんともありません。
加齢臭が加速したためか。
あるいは最近ひとりでお風呂に入るようになってきた小学生の娘があろうことかお風呂の中でおしっこしているんじゃないかという疑いも持ってしまいました。
自分の加齢臭というか加齢による汚れかと思った私は、数日間お風呂に浸かるのを避け、シャワーのみで対応しました。
が改善されず。
ひょっとしたら娘が、と疑った私は、たまに一緒に入っていただくときにこっそりと監視しましたが、その兆候がないときでも「追いだき」をするとにおいがするという状況でした。


情報収集
妻が住宅関係の仕事に就いているので、設備屋さんにたずねてもらいました。
どうやら風呂釜の汚れのようです。
風呂釜が汚れているとこのような症状になるようです。
風呂釜が汚れる原因
我が家のお風呂は一つ穴タイプです。
「追いだき」をすると、一つの穴から水が吸い上げられ、お湯が戻されるという仕組みです。
このとき、お湯の中にある皮脂や入浴剤などの汚れがパイプに付着し、雑菌の栄養分となり、雑菌がどんどん増えてしまうのです。
特に入浴剤を入れたときは「追いだき」してはいけないそうです。
新しくお湯を張るときは、新しいお湯が出てくるので「追いだき」とは異なります。


おすすめの洗剤
風呂釜専用の洗剤もありますが、「酸素系漂白剤」がおすすめです。

シャボン玉 酸素系漂白剤 750g
価格は400~500円くらいでしょうか。
容量750gですので、一袋で二回のお掃除が可能です。
専用洗剤と同等の洗浄力を持ち、安価で、ほかの用途にも使用可能です。
(衣類の黄ばみ取り、洗濯槽の掃除)
酸素系は塩素系と違い、独特のにおいがしません。(プールで嗅ぐあのにおい)
掃除方法
①まずは浴槽に水をためる。

まずは、一つ穴の上5cmほどを目安に水をためる。
我が家の浴槽は水を入れる機能がありませんので、シャワーから水を出してためました。
残り湯を使う場合は「追いだき」が機能するように冷まします。
②酸素系漂白剤を入れる

酸素系漂白剤を入れます。
300~500gが目安です。
汚れの具合によって調整します。
容量が750gですので、半分を目安に入れるのがいいのではないでしょうか。
③酸素系漂白剤を混ぜる

直接手を付けずに桶などを利用して混ぜましょう。
しばらくすると炭酸水のように細かい泡が出てきます。
④「追いだき」をおこなう

「追いだき」をおこないます。
50℃ほどの設定のほうが洗浄力が増します。
⑤3時間ほどつけおく

3時間ほどつけおきます。
イスや桶などの小物も一緒につけおくと効率的です。
⑥10分ほど「追いだき」
つけおきが終わりましたら、10分ほど「追いだき」を行います。
⑦排水
「追いだき」が終わりましたら一旦お湯を抜きます。
⑧水をため「追いだき」

再度水をため「追いだき」をおこないます。
パイプ内をすすぐことになります。
⑨排水
お湯を抜き、これで汚れた水をすべて取り除いたことになります。
⑩通常の浴槽の清掃
いつものとおり浴槽をお掃除してください。


フィルターの清掃
フィルター部分も取り外してお掃除してください。
ぬるぬるとした汚れが付着していることがあります。

フィルターを取り外すとアダプターがあらわれます。
各家庭のものによってタイプが異なるとは思います。
ねじ止めされているものは、ドライバーを用いることによって取り外してお掃除することが可能なようです。
我が家のものは、取扱説明書を読むとはずさないようにと書かれていましたが、素人でも簡単に取り外せます。
我が家のものと同じタイプの方は下記を参考にしてください。

前面の上部に黒いつまみを軽く引き出します。(力は入れません)
指でも可能ですが、私はうまく引き出すことができませんでしたのでラジオペンチを使用しました。

ほんのちょっとだけ黒いつまみが引っ張り出されます。
上記の画像を参考にしてください。
本当にほんのちょっと顔を出す程度です。
この状態で左にほんのちょっと(感覚的には5mmくらい)回し、ちょっと力を入れて引き抜きます。
力任せという感じではなく、自然と引き抜ける感じです。
力いっぱい引き抜いて壊してしまうということは避けてください。
うまくいかない場合は無理しないほうがいいかもしれません。


最後に
おかげさまで以前のような悪臭はしなくなりました。
今後は、この工程を一か月に一回程度おこなおうと考えています。
毎日のように家族が一日の疲れを癒す場所ですので、快適に使用できるようにしたいものですね。
それでは、また。
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